院長ブログ

アイリスターNews1 【眼の構造 角膜について】

アイリスター NEWS 1

我々は毎日無意識に使っている眼のことを意外と知らないものです。

その約25㎜の球体の器官に日常での情報の80%以上を依存しています。

当院は、オルソケラトロジーという角膜矯正を専門とする眼科医院ですが、
診断で、患者さんの目を幾多も見ていると、今さらながら眼の神秘性を感じています。

何年にも渡る診療で思うことは、瞳も顔や製薬と同様に、人の数だけ色々な個性を
持っていて、この小さな宇宙の中には、教科書で学んだことがないことが起こったりと、
いつも新鮮な驚きに見ているということです。

さて、興味のある方は、知識を少しだけ高めてみませんか?

【オルソケラトロジーとは?】

Orthokeratology

Orthho : まっすぐな、正しい、矯正
Kerat : 角膜の (角膜 = Cornea)
-logy : ・・学、・・論

つまり、『角膜を平らに矯正する方法』

由来は、ギリシャ語

【角膜】

たて 11㎜ よこ 12㎜ で厚さは真ん中が薄い透明な組織で、コラーゲンが多く含まれ、5層からなります。

(上皮層、Bowman膜、角膜実質、Desmet膜、内皮細胞)

この最表面の上皮細胞は数日でとれ、下から新しい細胞が出てきて常に入れ替わっています。

角膜には、血管が無いので主に涙から酸素や栄養をもらっています。

だから、ドライアイなど涙が出ないと角膜の細胞が弱ってしまうのです。

一番下の内皮細胞は二度と再生されないので、細胞の形が崩れたり少なくなると、

眼のかすみや視力の低下が起こったりします。

角膜は内側から水圧で押されているので、平らではなく曲線です。この圧力を検査で測定したものが眼圧です。

眼圧が22mmHg以上となると、緑内障が疑われます(正常な眼圧での緑内障もあります)。

何故、眼圧が高くなると良くないのかというと、圧力によって視神経が圧迫されダメージを受け、

見える範囲、つまり、視野が狭くなってくるからです。一旦駄目になった神経は戻りません。

進行していくのみなので怖いのです。

現在、若い人の正常眼圧緑内障が問題になっています。

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