25日とうとう福島のサッカー施設「Jヴィレッヂ」から聖火リレーがスタートしました。途中、トーチの火が風も強くないのに消えたようです。トーチの性能としては、秒速17メートルの風や1時間50㎜の豪雨でも消えないはずなのに2度も消えたというケチがつきました。やはり神様は無理してオリンピックを開催するのはこの期に及んでいかがなものかと考えておられるのでしょう。まあ、聖火が消えたのは過去のオリンピックにも何回かあるようで、慌てますが、初めての超レアなことではないそうですが。それにしても、不吉ですね。リレーの走者も次々に辞退者が出ていますよね。なんか国民はオリンピックどころではなくてあまり歓迎していないのに無理矢理始めた感があって、日本はこんなことをしていて本当に大丈夫なのかな?と心配になります。
新型コロナの感染者数も“既に第4波が来ている”という人もいる位増加しはじめていますし、期待していたワクチン接種が追い付いていない様子です。全てが後手後手に回っているいつもながらの展開ですね。
テレビをつけっぱなしでいると「マンボウ」という言葉が繰り返し耳に入ってきまして、“はて?”
何なのかと思いネットで検索すると、「まん延防止重点措置」の略語で新型コロナ分科会の尾身会長が叫んでいるのだそうです。今までの経緯を見て、今更ながらのお言葉だと思います。“賽は投げられた”訳で、新型コロナについても最新のデータを持ちながら「マンボウ」という言葉では物足りない気がします。もっと国民に直接的に訴えかける具体的な話をして欲しいと願います。
日本がオリンピックを開催するためにマラソンをスタートさせてやれやれと思っている時に、NY州では嗜好用マリファナを合法化する法案が通ることになりました。2022年12月あたりから21歳以上の州民は合法的に85グラムまでのマリファナを購入したり所持したりできるようになるのです。経済が新型コロナのまん延で低迷しているための打開策として、マリファナでの収益を期待しての施政法案成立のようです。アメリカが発信すると、日本も真似をすることが多いので要注目ですね。日本は銃は規制していますので、マリファナも全面かいきんではなく医療用に限定して解禁になるかもしれません。緑内障ではマリファナの吸入や経口又は静注による投与で3,4時間眼圧が低下するという研究データが報告されています。ただし、視神経への血流が低下し、視力喪失になる恐れもあり、使用が利益につながるかはなんとも言えないです。他に、パーキンソン病やてんかんや癌患者さんなどに海外では治療用に使用されている場合があります。元麻酔科医の私としては、選択肢が広がることは良いことだと思います。しかし、世の常で、頭を使って悪用する人間が少なからずいます。そういった人間は大金を手にしたり多くの人をコントロールしたりして利益を得て、決して表には出てきません。末端で薬の知識もなく危険性すら考えずに興味本位で手を出した人が、一番大きな被害を被るので、それが心配です。
マリファナで良い情報がありましたら、ブログにまた載せますね。