オルソケラトロジー治療のよくある質問
1年齢制限はありますか?
とくに年齢制限はありませんが、コンタクトレンズを自分で管理し扱える、
又は周囲に保護者等のサポートできる人がいれば可能です。
具体的に当院では、6才~78才の方の治療実績がございます。
2どのようなメリットがあるのですか?
睡眠中に角膜を矯正するので、起きている間はメガネ・コンタクトなしの裸眼で過ごすことができます。
3予想されるリスク、または副作用はありますか?
レンズの使用を中止すれば、元の視力に戻るデメリットがあります。しかし、手術をした場合は元に戻せないことを考えれば、これはメリットともいえます。また一般のハードコンタクトレンズと同じように、不衛生な装用や無理な装用時間で、角膜に傷がついたり炎症を起こすリスクがあります。医師の指示通りに正しくお使いいただくことが必要です。
また、定期的な診察は必須です。診察を受けずに使用する事はオススメ出来ません。
定期的に視力の変化を測定し、度数調整を行う必要があります。
4どのくらいの視力まで治療することができますか?
個人差がありますが、度数が強めの方でも何段階かに分けて矯正することで、良好な視力を得られるケースがあります。検査を受けたうえで、医師にご相談ください。
例)R.Kさん 0.03→1.5 (大学生 男性 18歳)
M.Oさん 0.1→2.0(一般 男性 37歳)
5乱視は治りますか?
弱い乱視ならば矯正することも可能です。
乱視の程度と種類によっては良好な効果が得られない場合もございます。検査を受けたうえで、医師にご相談ください。
6この治療を受けられない人はいますか?
屈折異常以外の原因がある視力低下の方、高度のドライアイや角膜疾患の方、また特殊コンタクトレンズの装用が困難な方には、この治療は最適ではありません。
7夜間を装用して朝レンズを外してから、どのくらい効果は持続しますか?
6~9時間の装用で、起きている間、裸眼で過ごせます。
8昼間、急に視力が低下することはありますか?
実際にはほとんど報告例はありません。
9良好な裸眼視力を必要とする資格はとれますか?
資格によっては、承認されているものととされていないものがあります。
10保険は適用されますか?
日本では自由診療のため、現在のところ保険は適用されませんが 医療費控除対象となります。
11レンズの寿命はどのくらいですか?
正しくレンズをお使いいただければ、寿命は3~5年といわれています。
使用状況により寿命は変わってきますので、定期検査の時にレンズの品質確認も行うようにしています。