節分は2月3日と思っていました。ところが今年の節分は、1897年明治30年以来124年ぶりの2月2日だそうです。季節を分けるという読んで字の如しで、立春の前日として位置するわけなのですが、本来は立夏、立秋、立冬も節分に関係するのですが、正月のように年が変わる意味合いが強い為言葉が残ったようです。季節とは本当に不思議なもので、あんなに冷え込んで先日は雪が吹雪いていたのに、今日は最高気温が16度でした。昼、知人とグランハイアットのフレンチキッチンでランチをしたていた時、換気のためにテラス席に通じるガラス戸を開放していたのですが、シャツ一枚でも寒くありませんでした。今年初めての外食で、あたりをキョロキョロと見回して見ましたが、緊急事態宣言中にも関わらず席はほとんど埋まっていました。昨年の4月は街全体がお葬式のように静かで閑散としていたのに、人の動きはコロナ以前よりは確かに少なくはなっていますが徐々に戻って来ている感じがします。コロナに慣れて来たというのもありますし、お店が夜8時に閉まるということもあって夜に食事をするのを昼にシフトしている印象も受けます。知り合いの飲食店では、夜のお客さんが減ってアルコールの売り上げが伸びないために
「コロナが夜行性で夜うろうろするというなら分かるけれど、夜に限ってお客が密になるわけでもないのに。」
と怒っていました。私も体調を崩していたこともありますが、診察時間が夜9時に終了しますのでそれから片付けをして帰ろうとすると店が全部閉まっているので結局きちんとした外食自体が全くできませんでした。頼みの綱のUber eats も一番利用したい寒く雨が降っている日に限って運ぶ人がいないという表示が出て利用ができないのです。出歩きやすいように早く暖かくなってほしいです。今年の中国の春節は2月12日で2月11日から17日までが春節連休だそうです。昨年1月24日から30日までだった春節連休には多くの中国人観光客が日本に押し寄せましたが、今年は中国政府が移動規制を強化しています。帰省自粛を呼び掛けている政府では、帰省せずに残った出稼ぎ労働者に対して1人1000元、日本円にして約1万6000円を支給して引き留めるようにしています。出稼ぎ労働者の平均月収は3459元(約5万9000円)ですから、月収の4分の1ですね。逆Go Toですね。こういう方法もあるのですね。医療側としては新型コロナの変異株の感染拡大の予防にもなりますので良いとは思いますが、銀座などのお店の売り上げが無くなりますね。こちらを立てればあちらが立たずで、難しいですね。