今回は花粉症
関東は2月位からはじまる花粉症。多くの人が悩まされていますよね。
今回は花粉症の基礎知識と対応策です。
まず、一般にさわがれている花粉症はスギ花粉に対しての直接的な
アレルギー反応です。
花粉というのは、年中あらゆる種類のものが飛んでいますが、戦後の
復興のためにと、1960年代~1970年代にスギやヒノキが大量に植え
られるために、現在ちょうど花が咲き、花粉が飛散するピークをむかえ
ているためにこうなってしまいました。
アトピーもアレルギー反応によって起こるものですが、他の国に比べ
て日本人に非常に多いものです。
その原因としては、一説に現代の日本人がキレイ好きなため、寄生虫
などが少なくなり、抵抗力が弱まったためともいわれています。
結膜炎が強くなると矯正レンズも普通のレンズも同様にずれたり、
効果がなくなったりします。
無理して装用すると目に傷がついたりしますので、変だなと思ったら
診察を受けてくださいね。
アレルギー症状の起こり方
①目や鼻から花粉(原因となるもの)が入ると体内のリンパ球が
侵入者を認識する。
②リンパ球が抗体をつくる
③抗体は肥満細胞にくっつく
④再び花粉が入ってくると肥満細胞上の抗体にひっついて反応し
炎症を起こす物質であるヒスタミンを出す。
⑤ヒスタミンなどが神経を刺激してかゆみや鼻汁やくしゃみを引
き起こします。
さて、予防対策としては
基本は花粉に触れないようにマスクやメガネで防ぐことが一番です。
花粉症がはじまる1か月前より目薬を少し点眼しておくと、本格的な
時期に症状が少なくてすむというデータがあります。
あと、飲み薬や鼻にシューシューと噴霧する薬や特殊なのは花粉を
感知する鼻粘膜をレーザーやアルゴンプラズマで焼いてしまうという方
法です。
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