「皆さん、こんにちは。ガースーです。」
と菅総理がネットで中継された番組に首相官邸から出演し、このように自己紹介をしました。にこやかにしている菅総理の姿を見て、“キモイ”と思いました。親しみやすさをアピールしようとしたのでしょうが、携帯電話の半分以下の料金値下げやGoToトラベルの全面的な一時停止などについては「まだ考えていない。」とのことで、大事な政治についてはっきりとしたことを言わずその場限りで適当にあしらっている感があるのでむかつきます。勝負の3週間に記録的な感染者数に達して事態が切迫しているにもかかわらず、無神経すぎる感じがしました。ニコ生のノリと言われても理解できないものにとっては、国のトップがこのようなパフォーマンスを今のタイミングでするのは非常識に見えます。
いったいこの国はどこへ向かっているのでしょうか。感染者数が600人超えたといわれても、もっと検査をすれば1000人となるんじゃないでしょうか。15時ごろに毎日臨時速報のようにテレビのテロップに感染者数が出ますが、何の意味があるのでしょか。戦争の中の戦死者を表示しているようで嫌です。コロナ以前の生活には戻れないのかもしれませんが、日常の生活はマスク手洗い、ソーシャルディスタンスを守ると分かっているのですから、それを気を付けていればあとは普通に生活をしてよいのではないでしょうか。自覚症状がない人が、安いPCR検査に群がっていますが、何のためでしょうか?陽性が出たらきちんと学校や会社に申請するのでしょうか?検査の会社は
「検査で陽性となっても、新型コロナと診断するのは医師です」
と言って肝心なところは逃げています。通常は病院や医院で検査をして陽性の場合は医師が「新型コロナウィルス感染症です。」と診断を下すわけです。そうして指定感染症なので厚生省に届け出をしなければなりません。陽性が分かっていてうろうろするのはいかがなものかと思いますが、現にいるでしょう。陽性が分かったら仕事に行けなくなるから検査をしないという人もいますので、結局誰が陽性で何人いるのか正確な数字はわからないのです。あと、検査をしても正確かどうかは疑問です。
月への様々な事業をしているイーロン・マスクは4回新型コロナの検査をしましたが、そのうち2回は陰性で後の2回は陽性と出たらしいです。同じ検査の機械、同じ形式の検査、同じ看護士で、米べクトン・ディッキンソン社の新型コロナ高原検査のようです。新型コロナウィルスは当初から存在しているウィルスの数が少なくて検査で拾うのが難しいといわれていましたから、陰性と出ても油断できませんし、陽性と出ても擬陽性で本当は陰性ということだったということもあります。まあ何を信じるかは自分次第です。