業界では確実にヒットを狙うなら、“こどもか動物を使え“というのが常識のようです。確かにこどもや動物を見て不快に感じる人は少ないと思いますので失敗はないでしょう。ネットを検索していてもやはり動物の写真や動画があると見てしまいます。
今回は、「コツメカワウソ」が一生懸命立ち上がって足の裏を色紙にぺったんこしたものを持ってアピールしているのに惹かれました。この「コツメカワウソ」は大分にある水族館「うみたまご」に所属しているようです。
この水族館は大分駅からバスで20分の別府湾を見渡す海岸にあります。コロナの影響で4月中旬から5月まつまで休館し、営業再開後も来客数は例年の4割程度となり、経費節減を務めてきたのですが、厳しい経営が続いているため身体を張ってのパフォーマンスでした。ここで飼育しているおよそ500種類の生き物の餌代は年間およそ3000万円にも上るそうです。そこで、餌代の穴を埋めるためにクラウドファンディングを始めました。目標は600万円。
支援の金額に応じて、カワウソの手形やイルカのCTスキャンデータやペンギンの足形がついたTシャツやペリカンの羽、サメの歯などが御礼に用意されているというのです。なんか体の一部を販売するというのは、身売りのようで少し見ていて心が痛いです。まあ私もクジャクの羽なんかを買って家に置いていますが。100万円を支援してくれた人には、夜の館内を貸し切りにしてイルカショーを独り占めにできるプランもあるそうです。
セイウチショーがうりらしく、動画もいくつかアップされていますのでお時間のある方は検索して閲覧してみてください。ちょっと笑えます。他に施設内にある人工ビーチ「あそビーチ」が最大の魅力ということです。GoToトラベルで行きますか。
大分は遠いという人には、静岡県掛川市にある「掛川花鳥園」のハシビロウのふたばちゃんがお勧めです。動かない鳥と言われているのですが、動くし羽を広げるし鳴くというハシビロウらしからぬキュートな鳥です。動画を見ていると体も大きく、鳥というのを忘れるくらいなついていてほのぼのします。このハシビロウのふたばちゃん、ハシビロウでイケメン?の飼育員のお兄さんが大好きならしく他の人と話をしていると、丸太の上で不機嫌そうにしているという、なんとも分かりやすい態度をします。………動画がたくさんアップされているので、ついつい見てしまい朝の5時になってしまいました。いかんいかん。皆さんに情報を伝えるはずが、そっちのけで見てしまいました。南の島の小さな家でコツメカワウソやハシビロウを飼ってのんびりと老後を過ごしたいと思いました。
ところで、今回転居となる新居ですが、ペットの規定がないのです。普通ペットの種類や数、大きさの規定があるものですが、全くないので係の人に冗談で
「象とかキリンなんか飼えるんでしょうかね。」
聞いたら
「そうですね、いままで飼われていたかたはいなかったと思いますが、飼ってはいけないという規定はないので大丈夫かもしれませんね。」
と言われました。ならば、ミーアキャットとペンギンとコツメカワウソ、ハシビロウ、出来たらキリンを飼おうかな。コロナ禍でも賑やかで楽しくなりそうです。