トランプ大統領は見た目のイメージとは違って潔癖症(動物より人間がお好きなんですね。) で動物を飼うことが無く、ホワイトハウスはしばしファーストドックやファーストキャットがお目見えしなかったようでしたが、ここに来てバイデン氏が大統領に就任することになるとファーストドックとファーストキャットが復活するようです。以前イギリス王室のペットについて触れましたが、お国は違えども人間と同じ様に犬猫同士でも相性があるようで、クリントン元大統領のソックスという猫は先住犬のバディと反りが合わなかったようです。先日愛犬メジャーと遊んでいる時に足を骨折したバイデン氏は猫も飼う予定だそうで、そうなるとファーストキャットは12年ぶりで、バディとの相性はいかがなものでしょう。どんな猫がお目見えするか楽しみです。バイデン氏の癒しになる様な性格の猫がやって来ることを願います。うちもそうですが、三者、3猫三様ですから、初めは猫を被っていてもエキセントリックな性格だったりもしますから要注意です。猫を長らく飼っていて思うのですが、外見とは裏腹に一見クールに見えていてもかなりおっちょこちょいです。動物学者は猫は笑わないとか繊細な感情がない様に決めつけていますが、大好きなおやつを棚から出そうとするとニヤリと笑いますし、ジャンプに失敗して落っこちた時なんかは直後パニクっていますが直ぐに体勢を立て直してからちょっと恥ずかしそうにしながら周りを見回して何もなかったかの様な振りをしてみたりします。この”恥ずかしい”という感情は他人(この場合は他猫かもしれませんが) にどう見られているかを想像して生まれる心の動きですからかなり高度な脳の反応と言えます。よく人間の3歳位の知能と言われますが、勿論3歳の子供もかなり大人顔負けの対応をしますけれども、猫はもっと言われているよりも知能が高いのではと感じます。人間に対して言葉が通じないとか本能的なもの違う為理解されていないだけで、もし親友のように心を開いて同じ言語で会話をすれば哲学などを語り合えるかもしれません。犬も含めてですが感情だけでなく視覚についても様々に言われていますが、一般的に言われているよりも能力はあるのではないかと思います。
猫は人間よりも視野が広く遠くのものを見るのは苦手というのが通説です。確かに目の前のショウジョウバエをサッと捕まえたりと凄い身体能力です。遠くはというと、うちの猫の中でいつも玄関にお出迎えをしてくれるこがいまして私が自宅に帰ってくる数分前に気付いてソファから下りて玄関に迎えに来るのを家族が幾度も見ていますから並優れた聴覚で聴き分けられるので見えなくても困らないので遠くを見る能力は低いというよりも発達していないのかもしれません。というのは、今は亡きミニチュアダックスフントのラッキー君、彼は狩猟犬のくせにいつも鼻をグジュグジュいわせて時折くしゃみなぞまでするアレルギー性鼻炎持ち。お得意なはずの鼻が効かないようで、ボール遊びをしている時に私が投げたフリをして手に持ったまま後ろに隠しても遠くまで探しに行きました。そうして同じ形で色違いのボールを見せても取ろうとはせずに探し続けていました。探す姿は鼻でクンクン嗅いでいるのではなくキョロキョロ辺りを見ていた感じでした。私がオリジナルのボールをしばらく経って見せると、
“なんだ〜持ってたんじゃないか。”
と笑っているような表情をみせてからボールを早く投げてくれと催促していました。犬は白黒しか判別出来ず視覚的能力は低いとみられていますが、臭覚が働かない分視覚が発達したのか元々持っていた能力を臨機応変に使うようになって対応出来ているのだと思います。
おそらくもっと脳が大きい人間は潜在能力が多くの隠された能力があるでしょう。実際に研究が進み明らかにされつつあります。癌を嗅ぎ分けられる犬がいるくらいですから、新型コロナの感染を嗅ぎ分けられる人も出てくるかもしれません。犬猫に負けない様能力を磨きましょうか。まあその前にとりあえず新型コロナにはワクチンですかね。
