「日本学術会議」とは、我が国の科学者の内外に対する代表機関、と定義されています。
私はこのシステムが問題になるまで存在の意義をあまり知らないでいました。聞いたことはあるけれども何をしているのかさっぱりわかっていませんでした。税金が毎年10億円も注ぎ込まれて、“レジ袋の有料化”“復興増税”“国際軍事研究阻止”位しかたいした活動がなされていなく、今回会員任命問題が注目されて初めてそんなことがあるんだと多くの国民は知ったと思います。6人が任命されなかったとか、国のために働いていないとか、中国寄りだと言われていますが、ようは国の税金を使って成り立っているからややこしいので、民営化すればいいのではないでしょうか。なんか無駄な議論をしているなと感じます。100人もの名前を多忙な菅首相が全部目を通しているなんて誰も思わないでしょう。一応お伺いを立てて「Ok」位はもらったかもしれませんが、そのあと誰かが代理でハンコのをペタペタと押したのでしょう。
医療でも保険では通らない薬だと、患者さんさえ同意すれば自費で解決することもあります。薬の処方箋を出すときにハンコのはスタッフが代理で押したりします。同じレベルではありませんが、それと同じような気がします。
菅政権になってから、ハンコの廃止や携帯電話料金の引き下げとスピードを上げて不要なものを取り除こうとブルドーザーのように動いていますが、マスコミは小石が6個落ちた、と騒いでいるのです。(偉い学者を例えたのでなく、分かりやすいように表現したまでです。悪しからず)
2003年に行政改革の対象になって民営化が持ち上がっていましたが、すんでのところで人事の任命権は政府の裁量で了解して首を繋いだのにこの10数年業績をあげてないのが問題なのです。一般企業なら潰れています。どうしても必要な機関であれば、法人格の団体を設立する、これでいいでしょう。
医療現場は10年なんて悠長なことは考えられないです。1日も待ったなしで常に動いて、新しい情報を取り入れて検討し改良しながら模索して進んでいます。それでも物品が不足したり、患者さん一人一人に時間と労力がかかって赤字になって給与が下がっているのです。他の殆どの業種もそうでしょう。
なんか最近とみにマスコミの論点がずれている気がします。新型コロナについての恐怖を煽る過剰な報道は、結果、誰をも幸せにしませんでした。新型コロナウィルスの名を語って、人々ががんじがらめになって動けなくなるというマスコミウィルスを蔓延させた罪は大きいと思います。
新型コロナでの死亡者の平均年齢は79.3歳です。皆さんもご存知でしょうが、死亡時年齢の平均は男性78.2歳 女性84.7歳です。平均して2歳しか違わない、つまり社会的生産者である年齢からかなり外れているのです。勿論1日でも寿命が長いのに越したことはないですが、経済をストップする様な事態は検討した方が良さそうです。やはり、PCR検査を徹底的にして陽性と陰性の人を分けて効率を考えるべきだと思います。
別のニュースでは、飛沫感染や接触感染が主であるとして、空気感染はしないとされていましたが、米疾病対策センターが「時々ある」と改定しました。あるとかないとか二転三転していましたが、とうとうとうとう「ある」と認めたようです。そうでないと説明出来ない事例が多くありますので、やっとというところでしょうか。このように新型コロナについての常識も日々変わってきますので、マスコミの大げさな言い回しにこれからも振り回されないようにしましょう。