前回、トランプ大統領が新型コロナに感染して入院したことを書きましたが、続いて出て来るニュースは必ずしも安心できる容態ではなさそうな内容です。どこかの国のように亡くなってもなお隠し続けるような事はしないでしょうが、大統領の病状は国の動向までも左右しますから、万が一重症でもすぐには発表出来ないと思います。トランプ氏の容体については、順調に回復しているという説明から今後48時間が重要という説明まで、医師やホワイトハウス当局者から異なるコメントが出ています。
マーク・メドウズ大統領首席補佐官は記者団に対して、過去24時間の状態は非常に懸念されるとの認識を示して、回復に向けた明確な軌道には乗っていないと説明したそうです。
トランプ氏は入院前に酸素吸入を行っていて呼吸が困難になり、酸素レベルが低下していたそうです。新型コロナウィルスの検査で陽性と診断された後、抗ウィルス剤の「レムデシビル」を投与されたという事です。その後でしょうか、米バイオテクノロジー企業リジェネロンが開発した「抗体カクテル」療法を受けたとの情報があります。リジェネロンの治療薬は「REGN-COV2」という名称で、2種類の抗体を組み合わせるためカクテルと呼ばれています。
6月の学術誌「サイエンス」には、リジェネロンの研究者らが、回復者と、遺伝子操作でヒトと同様の免疫系を与えてウィルスに感染させたマウスの双方から抗体を採取して最善の抗体を2種選びだした方法が論文で述べられています。また、別の論文では、新型コロナウィルスが突然変異して効果が下がるのをこの2種の抗体で阻止することに成功したと発表しています。
275名の臨床試験では、この治療薬によりウィルスの量が減少し、回復が早まったと発表もしていますが、詳細は未公表です。安全性については、副作用が4名みられ、2人はプラセボ(薬を投与していない)、2人は治療薬投与で、重篤な有害事象は何故かプラセボの2人と治験薬投与が1人で死亡者はいないとのことです。副作用の詳細は発表されていません。なんだかきな臭い話になっています。勿論説明を受けて、トランプ氏が治療を受けることを了解したのでしょうから、周囲がとやかく言う事ではありませんが、そんなまだ安全性もはっきりしていない薬を使って大丈夫かな?と心配になってきます。以前
「自分は抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンを予防の為に毎日飲んでいるから新型コロナには感染しない。」
と大口叩いていたのになっちゃったではないですか。
勿論国内で未承認薬であるため、一部では「大統領をモルモット扱いしてはいけない」と批判もされています。
意外と見た目よりも素直で、他人を信じやすいいい人なのかなと思いました。
コロナで言われている三大リスクは「肥満」「高齢」「男性」。
私が主治医なら、ビビります。しかし幸いながら高血圧、糖尿病、高脂血症などの基礎疾患はないそうです。
6月でのトランプ氏の身長191㎝ 体重111㎏
ドイツ人ゲルマン系なので大きいです。
誕生日 1946年6月14日 昭和21年生まれの74歳 ふたご座
ついでに、ふたご座の基本的な性格;明るく行動力があるのが特徴。話術に長けていておしゃべりが好き、自分から他人に関わっていく性格の持ち主です。家の中でじっとしているのが苦手で、外に出るのが好きです。話すのに夢中になって、うっかり言わなくていいことを言ってしまうこともあるので、注意が必要です。....わあ、全部当たっているような気がします。本人に会ったことはないですが。
しかし、今回の感染、4年前に出来ていたシナリオ通りという人もいます。つまり、仮病。TV報道を独占するための作戦で、3月に感染した英国のジョンソン首相や7月に感染したブラジルのボルソナロ大統領は回復後、支持率を大きく伸ばしたのでなまじやりかねないです、この人。
病状が回復が確定するこれからの2週間、米中南シナ海戦争勃発なんてことが起こらなければいいですけど。