芸能人の飲酒運転、不倫、自殺、というニュースばかりが大きく出ていて、最近新型コロナの情報がマンネリ化しているせいか目立たなくなっています。というか。意図的に目立たないようにしているのではとさえ思えます。
政府は、新型コロナ感染者の軽症者や無症状者について、10月中旬から入院対象を高齢者と基礎疾患を持つ人に限定すると決定しました。死者数も少なく、対応や治療方針が徐々に確立し始めたことと、保健所や医療機関の負担を減らすためと思われます。
これからの季節に向けて、インフルエンザも考慮しての準備が必要ですね。新型コロナと同時に流行することも心配されているわけで、発熱等の症状が似通っていて悩ましい冬になると思います。
日本感染症学会は「流行が重なれば重大な事態になる」としています。
厚生労働省は今年のインフルエンザの予防接種について、
「65歳以上の高齢者等で接種を希望する人」は10月前半から開始し、それ以外の人は10月後半まで待つように呼び掛けることにしました。10月後半からは、
「医療従事者、65歳未満で基礎疾患のある人、妊娠、乳幼児から小学生低学年(2年生)で接種を希望する人」に接種を呼び掛けるとしました。
今日一番に目立ったニュースは『はんこ』についてでしょうか。河野行政改革相が、デジタル化を推進する一環としてすべての府省庁に対して、行政手続きでの押印の必要性を検討し、可能な限り不要とするよう求めました。内閣府によりますと、現在、押印が必要な行政手続きは、およそ1万1000種類あるということです。
それでは、各大臣の回答です。
平井デジタル相:定期的に打ち合わせをしながら進めていく。100%支持。
上川法相:国民の利便性と行政の効率化について必要な取り組みを積極的に進めていきたい。
萩生田文部科学相:直ちに担当に指示し、原則廃止の方向で。
茂木外相:外務省はほとんど残っていないが、不要ななはんこは廃止する方向へ。
小泉環境相:きょうから育児休業の申請書や人事異動の同意書など不要にした。
岸防衛相:はんこを押すためだけの登庁もあり、真に必要な場合を除き廃止する方針で進めたい。
平沢復興相:日本の行政は無駄が多く、その一つがハンコ行政。スピードアップが必要。
と皆さん口を揃えてほぼ全員賛成であります。皆思っていたのに、声に出して言わないのでそのままになっていたわけで、こんな簡単なことを習慣として放置していて失われた時間は膨大で非常なる損失ですが、今迄誰も言わなかったこと自体が大きな問題だと思いました。
今回のコロナの検査や結果の集計なども人海戦術で、効率的とは思えないようなところが暴露されましたが、以前のお役所的はお作法とも言える方法へのこだわりを捨てて無駄は全部省くべきですね。おそらくこのことによって、新型コロナのワクチンの認可や供給のスピードにも何らかの影響、勿論良い方向になっていると思います。
27日朝、アルメニア人勢力が実行支配するアゼルバイジャン南部ナゴルノカラバフ自治州に、アゼルバイジャン軍が攻撃を加え、アルメニア人勢力とアルメニア政府軍が反撃して本格的な戦闘になったという事ですから、戦争が始まったといえます。
はんこで省庁があれこれと言っていられるのは平和だからです。
頑張れ、日本。