今朝は横須賀中央に行ってきました。大手保険会社の支店での検診のお仕事でした。
駅前でランチをとウロウロしましたが、あらかじめ調べていなかったので、目指すお店がなく時間も無いので目の前に見えた回転寿司に入りました。そんなに期待していなかったのですが、座って見回すと壁に様々なお勧めのメニューが書いてありました。一皿99円ではなく、かなりのこだわりがある仕入れと見受けられ、ワクワクしてきました。知らない魚の名前もあり、上から順に頼んでいきました。
中でも、“ハチビキ”長崎産、赤サバとも呼ばれるようですが、赤い色の魚ですが白身の魚に属するのだそうです。身は味もマグロに似ていて赤色でした。次に“ホウボウ”山口産、オコゼを大きくしたような姿をしていて高級魚らしいです。白身で歯ごたえがありました。“金目鯛”下田産、白身にしてはトロっとしていました。“真”ゴチ“千葉産、はハゼのような形の魚で甘みがあり、今年秋初の”サンマ”北海道産、は生でいただきましたが柔らかくて香りがあって美味しかったです。〆の“太刀魚”小柴産、地元の魚ですが、少し炙って塩で食べるのを薦められました。予定外にお腹いっぱいにお昼を堪能してしまいました。
たまにはこうして外でお店の人と軽い話をしながら食べるのが健康にいいと思います。 最近の東京の感染者数は徐々に減っているような感じではありますが、次の第3波がインフルエンザと共にやって来るといわれていますので、しっかり食べて免疫を高めて備えておかなければならないかもしれません。
さて、最近話題が急速に現実化してきましたワクチンですが、現在4つの最有力候補が上がっています。
- アストロゼネカ(英国)
- カンシノ・バイオロジクス(中国)
- モデルナ(米国)
- シノヴァク・バイオテック(中国)
イギリスの製薬会社大手の【アストラゼネカ】はオックスフォード大学と共同で新型コロナウィルスのウィルスベクターワクチンの開発を進めていますが、イギリス国内でワクチンを接種した一人に重い副作用が確認され、先週世界中で行っていた臨床試験を一時的に中断しました。
しかし、12日に安全だと判断したため再開しました。日本での臨床試験も再開するそうで、順調にいけば来年3月までに1500万人分が供給され、全体では6000万人分の供給が可能になる見通しです。
問題の副作用ですが、横断性脊髄炎という非常に稀な炎症だったようで、その女性は回復していて退院することが見込まれているとのことです。
対して、中国【カンシノ・バイオロジクス】は中国軍事科学院・軍事医学研究院生物工程研究所と共同でウィルスベクターワクチン「Ad5-nCo」の開発を既に7月に次々に進めていましたが、同ワクチンを接種した人の約半数に副作用が表れているという事です。医学誌ランセットによると、46%に発熱の症状が現れ、44%に倦怠感、39%に頭痛、9%には活動が妨げられるほどの重度の症状が現れたそうです。9%の重症化は確かに新型コロナウィルスの重症化よりも高いので、ちょっとやばくない?と思いますが、中国当局は人民解放軍内での使用を許可しているようです。
米国の企業【モデルナ】はRNAワクチンという新しいワクチンの開発を進めています。これは細胞にたんぱく質の作り方を教える、簡単に言えば人体が自分でワクチンを作る指令を出すというものです。メリットとしては生産が少なくて済むということですが、RNAワクチンが認可された事例がまだないので道は遠いといわざる得ないでしょう。
北京に本社がある【シノヴァク・バイオテック】の「CoronaVac」は不活化ワクチンで臨床試験を進めています。古くからある技術で、深刻な副作用が無いというのが利点ですが、ワクチンを作るのに材料を大量に培養しなければならないので量産が難しいのが難点です。
日本が絡んでいる開発は、DNAワクチンをでアンジェラス・大阪大学・タカラバイオの共同やウィルス用中空粒子をメディカゴ(田辺三菱製薬のカナダ子会社)などです。
ワクチンに関してはもう少し書きたいのですが、大量の情報を検索したせいなのか、パソコンが何度もダウンしてしまうので今日はここら辺にしておきます。真面目な医療ニュースを毎回お届けしたいのですが、私の使っているパソコンがどうも飼い主に似るらしく、難しい海外の文献や、ややこしい治験データを検索するとダウンするんですね。すみません。