金曜の深夜から明け方とかに帰宅してシャワーを浴びて数時間寝てまたクリニックに戻ってくると、自宅と診察室が隣同士に繋がっている感じがします。距離という空間もそうですが、仕事と仕事の間に買い物とか趣味などのプライベートが無いと一続きになってそれが3日以上連続すると曜日が分からなくなったりします。外の世界にはついて言っていないのですが、仕事的には乗っていて思わぬアイデアやヒントが閃いたりします。これを一般的には集中というのでしょうが、難しい案件が来たりすると、こういうトランス状態を創って自分を追い込んで解決の糸口を探します。そうすると不思議なもので大概の場合は何とかなってしまいます。
クリニックの診察室に入ると真っ先にパソコンを開けます。画面の右肩に最近検索したものの関連の情報が出て来ますが、本日は“北海道産 エゾジカの外モモ” 1㌔2200円、が掲載されています。おそらく以前ブログを書くときに“シカ”の検索をしたので引っ掛かっているのだと思います。100グラムで220円なら高くはないですね。カレーや焼き肉などの調理法が書いてあって、口コミに
「とても美味しく、野性味あふれる味が楽しめました。おまけの味付け肉も美味しかったです。」
とあります。野性味あふれる味ってどんな味なんでしょう?おまけがついてくるようですね。
「動物園のライオンに毎月寄贈しています。」
自分では食べずにライオンに寄付とは、またなんでそういう発想になったのか知りたいところです。ライオン好きなのか、このライオンがイケメンで貢いでいるのか、昔ライオンに助けられた恩義があるのか謎であります。皆さん色々な考えで生活を送っていらっしゃるようで何よりです。
今日は新型コロナよりも台風の動向が気になります。かなり大型の「スーパー台風」が接近しているみたいですね。新幹線も一部運休予定になっていますし、備えておく必要があります。
さて、「スーパー台風」の定義は?と資料を読むと、米軍合同台風警報センター(JTWC)が用いる台風の強度階級の一つで、最強度に当たるらしいです。あら大変じゃないですか。日本周辺を含む北太平洋西部で、最大風速64~129ノット以上の熱帯低気圧を「台風」と呼び、130ノット以上の熱帯低気圧を「スーパー台風」と呼んでいるようです。因みにノットとは、1時間に1海里(1852メートル)進む速さ、つまり時速1.8㎞。地上だとゆっくりに感じますが、主に船舶や航空機で使われる単位ですから、コンテナ船は約24ノット、タンカーは15ノット、高速船と呼ばれる船は22ノット以上、高速艇は30ノット以上。海上保安庁の巡回船は27~50ノット、高速特殊警備巡視船は40ノット以上です。やはり「スーパー台風」は比べ物にならない位早いという事が分かります。他に、“ヘクトパスカル(hPa)”“ミリバール”などの単語がよく台風接近時には使われますが、大気圧の単位で数値が小さいほど強いという目安になります。あくまでも目安ですが、1000hPa 普通、950hPa 台風、940hPa 強い台風、935hPa かなり強い台風、895hPa 町が飛ぶ、です。
今回の台風10号は時速約15㌔(約8.3ノット) 920hPaで最大瞬間風速70メートルです。5日には915hPa最大瞬間風速80メートルにまで発達する見通しで、5000人以上の死者や行方不明者を出した伊勢湾台風などに匹敵する規模なので警戒を強めています。
今回、何故こんなにも単位にこだわったかと言いますと、実は車のA級ライセンスだけでなく第1級船舶免許も持っていまして取得する時に海図を読む勉強もしましたから折角の知識を生かしてと思いました。
では、皆さま御無事をお祈りいたします。