今日は8月最後の日。子供の頃、夏休み最終日で宿題や課題が残っていててんてこ舞いしていたので、今でもトラウマが残っていてこの日って嫌なんですよね。
今私は何をしているかというと、来院されている患者さんのカルテチェックや、紹介状のお返事を書いたり、事故で怪我をした患者さんの保険の為の書類記入、たまに英語での書類もあるので時間がかかったりします。火災保険契約更新のための書類記入、領収書の整理、税理士さんへの連絡のメールを書いたり日々の雑用で居残りです。領収書を整理していると、あれ、ショッピングチケットが出てきてトータルで9000円分、それも期限が今日切れるチケットは3000円分。現在夜11時過ぎ。慌ててスマホと鍵を持って近くの六本木ヒルズTSUTAYAに行きました。最近雑誌で紹介されていた書籍3冊
“２５年後のセックス・アンド・ザ・シティ“ ”香港とは何か“ ”THIS IS WATER”
をつかんで購入するかどうか悩んでいましたが、もう何年も前から顔見知りのハンサムな店員さんが「閉店になりますよ。」と知らせに来て、そのままレジに行きました。さて、きちんとした確認もせず持ち帰ることになりましたが、明日から始まる読書の秋のネタになるでしょう。
ネットを見ると様々なニュースが並んでいます。
夏の終わりに想い出の多い「としまえん」が今晩長い歴史の幕を閉じることになりました。この後、ハリーポッターのスタジオツアー施設がワーナーブラザーズと30年の契約で設置されるそうですが、はっきり言って辞めといたほうがいいのではと思います。ハリーポッター自体は小説も映画も面白いと思うので良いと思うのですが、このコロナ禍というだけでなく、日本人の地元に根付いた思い出の地にいきなりイギリスの文化で子供の頃に親から離れて寮生活をする慣習などから生まれたおとぎ話が、練馬の地にやって来ても馴染みますかね。無理矢理持ってきた感があって初めの1回は訪れてもディズニーのようにリピーターを獲得することはかなり難しいのではと私は思います。
あと、安倍首相が辞任することになって支持率が上がったという奇妙なデータが出ていました。
「退陣したリーダーが翌日に20ポイントも支持率が上がるのは世界でも例がないのでは」という珍現象のようです。分析では「新型コロナウィルス対策では、死者が少なく、うまくいっていると言ってもいいようなきもするけれど、皆『安倍さんは駄目だ』と言い続けて、支持率が下がっていって安倍さんが苦しんで病気が再発してしまった」多分安倍さんに申し訳なかったなぁって思っているため、のようです。いかにも日本人らしい感覚です。今更支持率が上がっても遅い気はするのですが、お隣の国のように退陣すると逮捕されたり悲惨な末路にはなりそうもないので良しとしましょう。
「本当にお疲れさまでした。ゆっくり休んでください。」と言いたいです。
この1か月、実は新しい試みをしておりました。夏休みの日記のように記録を書いています。何かというと、缶ジュース。この暑さで冷えた飲み物を常に確保する為に買っているうち、なるべく新製品を買って新たな体験をするようにしていました。好きな缶ジュースはゼリーが入っていてシャカシャカ振って飲むタイプや冬はコーンポタージュスープ系です。外出先では一気に飲めないのでなるべく蓋を閉められるタイプを選ぶようにはしています。
今日は数日前から気になっていて買おうかどうか迷っていた
“CHILL OUT”
日本発、瞬間リラクゼーションドリンクー
AⅠが選んだ香り クールダウンフレーバー
とうたい文句がありまして190円 期間限定スペシャルプライス
らしいですが、缶ジュースにしては高くないかい？と購入を躊躇しておりました。
Chill out とは落ち着く、という意味がありますが、ネットで調べると、定価は“税込みで200円”。確かに10円安かった。“香りはシストラスやハーブ、フルーツ系でクールダウンフレーバーのコンビネーション”とあるのですが、まあ香りは少し感じますが薄いというか、ポカリスエットに淡い柑橘系を含ませたような、う～ん、斬新さは感じないですね。お味は、これまた薄いので刺激がないから、落ち着くかもしれません。例えて言うならば、糖尿病患者さんが低血糖になった時に点滴する溶液に少しオレンジやミントの僅かな香りを加えた飲料という感じです。こう説明しても分からないですよね。大学病院に勤務していた時に、期限の過ぎた点滴溶液をどんな味がするのか飲んだことがありますので。他の先生らと夜中当直時に飲み会と称して結構色んな味見をしました。さておいて、CHILL OUTの中身は“GABA、L-テアニン、ヘンプシード抽出、ホップ抽出物”、どれ位の量が入っているのかは不明ですが、ヘンプとは麻、コカ・コーラにコカインが入っていたと同じ狙いでしょうか。“3つのフリー、保存料不使用、着色料不使用、人工甘味料不使用”ですって。水を飲めば保存料も着色料、人工甘味料も無いんですが。微妙でした。缶のデザインは今時でシンプルですが、アルファベットのCHILL OUTの下にカタカナや漢字が書いてあるのはちょっと御洒落じゃない気がします。会社は合同会社 Endian となっています。社名の由来はガリバー旅行記からのようで、ああ、日本コカ・コーラ株式会社が出資会社でした。道理で納得です。このように1本の缶ジュースで8月最後の日の時間を浪費する私でした。
これがうん十年前だったら母に
「余計な事をせずに早く夏休みの宿題を片付けなさい！」
と怒られていたところです。
いつまで経っても時間の使い方は変わらないものですね。
