さて、とうとうコロナ感染者数が280人を越しました。まあ、妥当と言うと顰蹙を買うかもしれませんが、本当の実数に近づいてきた感があります。増えたとか減ったとか騒いでいますが、皆んなあまり信じていないでしょう。数が減れば、なんか都合が悪いのかな?とか、増えれば、減らしすぎてこれはちょっとということで元に戻しておくなどのどなたかの御都合で調整されているのではと思っていますよね。
<はい、正直になりましょう。>
しかし、今日酷いと思ったのは新型コロナ感染者数の多さではなく、急転直下のG oT oの見直しです。東京発着を対象外というのは仕方ないかもしれませんが、小池都知事に国から事前の説明がなかったというではありませんか。普通は同じ東京にいるのですから、いやいなくてもスマホやパソコン、いくらでも連絡方法はあるのですから一言伝えるでしょう。安倍首相側がわざと避けたとしか思えない感じです。私は小池知事派でもありませんが、見ていると陰湿ないじめにも感じられます。
<あの〜やめましょうね。そんな私的感情剥き出しの政治。誰も見たくないです。国民のために協力し合って話合って進めてください。>
まあ、日本だけでなく海外でも同じ様ないじめに近い対応を国がしている事があります。結構有名どころでは英国政府とダイソン。サイクロン式掃除機の会社と知られているダイソンの創業者サー・ジェームズ・ダイソン氏は電話でボリス・ジョンソン首相から依頼があって全く新しい人工呼吸器「CoVent」を設計したそうです。なんと、依頼されてから数百人のエンジニアが24時間体制で10日かけてゼロから設計したというのです。まあ、数名過労死した犠牲者は出たでしょうが、そこは横に置いておいて、とにかく頑張ったわけです。3月末に、政府から受注した1万台に加えて寄贈用に5000台を生産し、4000台は英国以外に提供する計画を発表しました。
しかしですよ、急転直下、英国政府からの発注契約が突然キャンセルされました。契約解除の表向きの理由は、「人工呼吸器の需要が当初見込んでいた数量の1/4に減ったため」というのですが、数値を見ても減っている様には見えませんでした。同様に英国政府から依頼を受けて人工呼吸器を開発しているエアバスは既存の人工呼吸器の改良をして生産を強化しただけなのに、1万5000台の発注を得ているのです。ダイソンは承認プロセスに時間がかかる完全な新設計に約2000ポンド日本円で約27億円を投じたのですが仇になりました。発注が取り消された理由としては英国民保険サービスが新型コロナウィルス対応の戦略発表を行う前にダイソンが「C oVent」を発表してその発注数を公表したことに対して不快に思ったからのようです。
<あ〜感情入ってますね>
キャンセルされた7500台の人工呼吸器はどうなったのでしょう。おそらくアメリカなどに買われたと思いますが、もし残っていて在庫処分の必要がありましたら是非とも新古品として、事故物件でしょうか?、安く第2波に備えて日本に購入して欲しいものです。アベノマスクよりも欲しくないですか?私としては押さえておきたいアイテムですね。