毎年6月のプライド月間では、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー等の性的少数者)コミュニティーの権利啓発が行われます。その中でも有名なのが「プライドパレード」です。多様性を象徴するレインボーカラーで彩られたパレードとフェスティバルで開催されるとよくニュースに取り上げられています。
2000年のシドニーオリンピックでの日本のユニフォームがレインボーカラーのマントでした。一目見ただけでセンスの悪さはもとより、世界的には「日本はリベラルな思想なのか?」「日本は本当に意味が分かってやっているのか?」と笑いものでした。私も見た瞬間、何故かオリンピックのユニフォームは総じてセンスが最悪というジンクスがあると言われているにしてもこれ程のものをどうやったら作れるのか?あまりにも酷いと思いました。まあ、ある意味忘れられない記憶として残るインパクトはありましたが…….
2020年予定だった東京オリンピックのユニフォームのデザインはかなりクラシックで無難でした。紳士服のAOKIが手掛けたようです。他の国はアメリカのラルフローレン、イタリアのアルマーニ、フランスのラコステ、イギリスのステラマッカートニーと有名デザイナーが名を連ねているのにもっと冒険をして欲しいと思いました。日本の国旗の白と赤のイメージに縛られているから難しいのかとも思いましたが、カナダのデザイン、ディースクエアードが担当したユニフォームは赤白黒の3色でクールにキメています。御存知ない方は是非ネットで検索して見てください。要するにセンスなのでしょう。世界的に有名な日本人デザイナーはいるはずなのに何故にこうなったのでしょう。ユニフォームは一般公募もなかったですしどうやって決まったのでしょうね。
さて、虹ですが何故7色と定義されているのでしょうか?初めは赤、黄、緑、青、菫(すみれ)の5色でしたが科学者ニュートンが赤と黄の間に橙、青と菫の間に藍を加えて7色にしたという説があります。
他に「虹の橋を渡る」というペットを亡くした時によく使われる言葉がありますが、日本では古来虹は天と地、天界や冥府といった他界と俗界の架け橋という観念があったようです。実際に見ていても神秘的な感じがします。海外では1939年のミュージカル「オズの魔法使い」で「虹の彼方へ(オーバーザレインボー)」という有名な曲があり、皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。私はこの曲が子供のころから大好きでした。虹は見ていて綺麗ですし、どこかに繋がって導いてくれそうな気がするのでよくこの曲を口ずさんでいました。ハワイでは至る所で虹が見られるので、またハワイに行きたいなとふと思いました。
明後日はディズニーランドが再開しますね。実は私ごとですが、本日、ディズニーの近くに引っ越しました。東京を長らく出たことがなかったので、やや不安もありますが、少しごみごみした場所から逃れて360度陽光を浴びられる緑の多い場所を見つけました。本当はハワイから遠隔診療でも出来れば面白いですが、毎日難なく通勤出来る距離で週末は仕事を終えて、レインボーブリッジを渡りディズニーランドの花火を見るのも悪くないなと思いました。明後日から今年の後半が始まります。良い運気が上がってきますように。