都知事選に小池知事が立候補するとなった途端に、学歴詐称疑惑のニュースが出ました。28年前も同じような騒ぎがあったということです。今回、カイロ大学側が6月8日に学長名で「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する」「卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」という声明を出しました。更に小池知事は若かりし頃の写真付きの卒業証書原本を公開しました。ツイッターでは、卒業証書の文面ではなく、小池知事の写真に注目が集まりました。内容は、というと「可愛い」という評価が多くて………
これって好感度が上がっているという事ですよね、ネガティブキャンペーンは失敗しましたね。学歴詐称より写真が本物かという事を誰も疑わなかったのがやや不思議ですが、写真を見ると清楚なお嬢様、という感じがします。東京都知事選に出馬する意向を表明した小池知事は「卒業は前世紀の話で、….今日は非常にポジティブな建設的な意見をうかがっているが、私の卒業に対して時間を使うのはもったいないと考えた。」と公開の意図を説明しました。
確かに、ツイッターのほとんどの意見が、卒業がどうのこうのというよりも、今都民のために働いてくれているかが大切という小池知事擁護でした。私もその意見に賛成です。今回の新型コロナウィルスの拡大によって日々不安な状態に追い込まれた私たちを守って、道筋をしっかりと創り未来へと誘導する強い指導力こそが今求められているのです。ここ数か月、休みは返上して常に表に出て頑張っている姿が見られましたよね。個人的に好きかとか投票するかと言えば、はっきりYesとは言いませんが、次も圧倒的多数で当選するのではないでしょうか。まあ、新宿のホストクラブでクラスターになるようなどんちゃん騒ぎをしなければほぼ確実でしょう。
さて、同じ政治関連で河野防衛相の「イージス・アショア」配備計画停止の表明。迎撃ミサイルを発射する際に使う「ブースター」と呼ばれる推進補助装置を確実に落下させるためにはソフトに加えてハードの改修が必要になってくることが明確になってきたそうです。これまでに、日本側は1100億円、アメリカ側もそれ以上を負担して開発に12年かかったということで、新しいミサイルを開発するとなると同じような期間とコストがかかるという予測です。突然の発表には驚かされますが、河野防衛相の過去の発言を知っていれば納得できると思います。
河野防衛相は、日本の原子力発電所に対して以前から反対し「原子力発電は経済採算性は合わない」と語っています。様々な政治家やその他が利権を求めて奔走して、採算などは実際関係なく、いかに自身が権利を手に入れるかが大切と考えるなか、河野防衛相はいつも一味違う立ち位置にいますね。前稲田防衛相はお飾りのような感じでしたが、非難や批判を承知の上で明確にして“無駄なものは無駄“と恐れを知らずに言い切っています。これは私たちが支払っている税金が無駄に使われること懸念して今までなあなあで進んでいたことを調べつくして判断したのだと思います。配備される予定だった秋田や山口では人体が長時間電磁波を浴び続けると、癌、白血病、うつ病などを発症するというデータもあり、さらに発射する迎撃ミサイルのブースタが落下する危険さえあったのですから、アメリカへのご機嫌伺いの出費は本当に必要なのかという疑問がありましたが、誰も止められる人はいませんでした。しかし今回の新型コロナウィルスでの日本全体の経済の打撃で、それどころではありませんから、このタイミングを見計らっての突然の発表は凄いとしか言いようがないです。原発反対を頑なに主張していた時は、真剣に”この人大丈夫かな？自民党に干されないかな。”と心配してしまいましたが、大臣に続けてなれているので内部でもそれなりの力を持っているのでしょう。こういう昔かたぎの頑固な方に頑張って欲しいです。お父様の河野洋平氏はもっと有名な政治家でありますが、お父様がＣ型肝炎になられたとき生体肝移植で肝臓を譲っております。おそらく医学知識を充分に理解されての判断だと思います。出来たら厚生大臣になってもらいたいですね。首相でもいいです。一押しです。(私が言う事ではないですが)
