昨夜、東京アラートが解除されて本日ステップ３に移行しました。カラオケ、パチンコ店、ネットカフェ、遊園地、接待を伴わないバーやスナックなどの休業要請が解除されたということで、私などは行きつけない場所ですがこの際出入りしてみようかなと思います。かなり前ですが、一人でメイドカフェも行ったことがあります。あれはとても面白い体験でした。メイドのコスプレをした若い女の子がオーダーしたカクテルに歌を歌っておまじないをしてくれるのです。違う星にでも迷い込んでしまったような不思議な空間でした。居酒屋など飲食店の営業も午前0時まで可能になるので街が再び賑やかになりそうです。緊急事態宣言前からも、ほとんど仕事場と自宅の往復の生活でしたが、やはり飽きましたね。ちょっと羽を伸ばしたい気分ではありますが、自粛期間に中止されていました健康診断の仕事が一気に押し寄せてきました。クリニックが休診日の先日火曜日に、某航空会社の健診で羽田におりました。空港には人がほとんどいませんでしたが、滑走路から次々に飛行機が轟音と共に飛び立つ姿を見ていると、日本いいえ世界の復興がここから始まるのだと、胸が高鳴りました。健診の現場は以前と違ってスタッフは皆フェイスシールドを被り、ソーシャルディスタンスをとって、検診が終わるごとにアルコールの含まれたティッシュペーパーでふき取っていました。本当に手間のかかる作業です。それでも、皆やっと以前の生活が戻ってきている感覚があるので生き生きとしていました。
自身のクリニックでは、機械もコロナ疲れなのか、診察中の患者さんの目の画像を映し出すスクリーンの調子が悪く、知り合いの社長さんと機械屋さんに来てもらいました。機械自体が古いのと、ケーブルとパソコンとの接触不良も重なって映像が映ったり映らなかったりを繰り返しているらしいのです。試しにと持って来ていただいたデモ機を設置している間、社長さんと機械屋さんと私、三人であれやこれやと雑談をしていました。全くの共通点がないものだと思っていたのですが、そのうち三人とも「釣り」をすることが分かりました。社長さんは専らタコとか伊勢エビなどのようで、機械屋さんはオールマイティに本格的な釣りをするということで、私はハゼという話で盛り上がりました。今年の夏に、私は自宅を港区の三密から離れるために郊外に引っ越すのですが、近くにマリーナがあり、実は船舶免許第1級を持っているという話にまで発展した時、二人が「船長さんがいた！」と大喜びでした。社長さんが「じゃあ、私が船を買いますので。」と冗談を言い合いながらの楽しいひと時でした。やはり、人と人は面と向かって話をするのが一番だと思いました。
さて、本日朗報。フリー転身後悪性リンパ腫と告げられた笠井アナウンサーが半年に渡る闘病後、癌を克服したそうです。この数か月の新型コロナウィルスの騒ぎの中、突然命を奪われる方もいれば、奇跡的に生還する方もいて、人の運命は本当に誰にも分からないものです。本当に“明日は我が身“です。一日一日を大切に楽しく過ごしましょう!!!
