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鹿・シカ

先日、足立区に野生のシカが突然姿を現しました。多くの警官が出動して捕獲作戦に当たりました。ニュースでの動画を見ていると、結構自由にのびのびと走り回っていて可愛いですね。草木の茂みに隠れたりと、東京ってシカの姿が分からなくなる位こんなにも緑が豊かなのだと驚きました。シカが歩き回っているところには“鹿浜”という地名もありますし、昔からシカがいたのでしょうね。でもこののんびりした様子とは全く相反する対応を区はしようとしていました。

「害獣駆除の目的で区から捕獲許可を得た」ことや野生のため動物園などでの飼育は困難として、殺処分するしかないということでしたが、

5日午後6時までに800人超える署名が集まり、区危機管理部の対応も

「シカは元気。環境の整っている施設であれば、引き渡すことが可能かどうか検討する。」と変わったそうです。コロナで生活が困窮しているという悲惨なニュースばかりが目立ちますが、こういう愛情を持った方々が協力しあって命を繋いでいくというのは本当に素晴らしいですね。

シカ繋がりですが、奈良のシカの糞は「黒豆」にも例えられ黒くて丸いのですが、最近はその形が緩かったそうです。しかし、このところお腹の調子が良くなってきたと言われています。原因としては新型コロナウィルスの影響で観光客が減って鹿に鹿せんべいを与えることが減ったことのようです。鹿せんべいの原料は小麦と米ぬかで、栄養もありますが食べ過ぎると喉が渇き水を飲みたくなり下痢気味になるようです。人間だけでなく鹿の体調にも影響するなんて、本当に様々な結果を新型コロナウィルスは間接的にも招いているのですね。

さて、シカですが、漢方では“鹿茸(ロクジョウ)と言って鹿の角、詳しく言えば、満州シカの5~6月の雄のシカの幼角(骨化して固くなる前の状態の角で血液が流れているので温かく弾力があって産毛が生えている)を乾燥させて使います。

成分としては、たんぱく質、コラーゲン、炭酸カルシウム、リン、マグネシウム、エストラジオール、コレステロール、アデノシン三リン酸、コンドロイチンなどです。

効能としては、目のかすみ、めまい、耳鳴り、四肢のしびれ感、インポテンツ、不眠、低血圧、肉体疲労、自律神経失調症、更年期障害などの虚弱な体質に対して、強壮や鎮痛の効果があります。逆にもともと元気な方や高血圧、妊娠中の人には避けるほうが良いようです。

中国では昔から珍重されているのですから効能は本当にあるのでしょう。見た目が可愛いだけでなく、こんな力もあるのですね。

コロナ疲れの皆さん、少し高価なようですがいかがでしょうか?

 

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