ネットからの抜粋ですが、本日5日夕方から明日にかけての満月を「ストロベリームーン」と呼ぶそうです。1年の中で最も日が長くなる夏至に一番近い満月にアメリカ先住民のアルゴンキン族が野イチゴの収穫の時期だったためそう呼んでいたそうです。月がイチゴのように赤く見えるのかと思いましたが、基本的にはには変わらなく、空気中の湿度が高くて高度が低い月はピンク色に見える可能性もあるそうです。
そういえば、我が家の庭にも野イチゴがたくさん実を付けています。グーズベリーやブラックベリーも可愛らしい花をつけてはみずみずしい実が鈴生りになっています。梅雨の始まる時期はじめじめして鬱陶しいことも多いですが、爽やかな紫陽花の花が咲いたりクチナシの花が甘い香りを漂わせたりと楽しみもあります。バラの花も満開でブルーサルビアとクレマチスが競演して見事です。日々の雑草抜きや害虫駆除などの手入れが報われる一瞬です。
最近は“ステイホーム“に慣れて仕事の始まる昼間まで穏やかに過ごしていますが、アメリカのミネソタ州ミネアポリスでは黒人男性ロドニー・キングさんに人種差別による暴行を加えて死亡させた事が問題になり暴動が起きて全米規模に拡大し激化しています。
トランプ大統領は「制圧出来なければ連邦軍を投入する。」と表明しました。「略奪が始まれば銃撃が始まる。」などとも発言して、暴力を煽りかねないと非難されたりしています。軍投入することに対しては、マーク・エスバー国防長官やマティス前国防長官までも「成熟したリーダーシップを見せるのに失敗した。」と批判しています。私は抗議デモや暴動の動画の一部を見ましたが、有名デパートのメイシーズにバンダナで顔を隠した男が銃を持って侵入している様子がありましたし放火もおこなわれているので、やはり射撃のプロがいる軍を配備しなければならないレベルなのかもしれないと思いました。アメリカは暴動で中国は香港のデモと騒がしい限りです。日本でも騒ぎが起きなければ良いですが、心配です。
航空業界ではANAとJALが統合するのではと仰天するようなニュースが出ていました。時代の転換期というのでしょうか。私はてっきり第3次世界大戦に類似することは、地震や津波や噴火などの天災や気候変動によっての経済不安やネット上でのトラブルなどで起こると思っていました。まさか自分の専門とする医療での目に見えないウィルスで引き起こされるなんて夢にも思いませんでした。
全国医師ユニオン緊急シンポジウムでは、新型コロナ感染が続く中での病院経営の厳しさが赤裸々に語られ
“COVID-19の後には回復不能な医療崩壊が続いている!”
と危機を募らせていることが明らかになりました。
“外出自粛で外来患者は減少して、発熱外来はコストがかかるけれども単価が高くなく、検診・健診は3月から停止して極めて不効率な経営を強いられている”
と現在の苦境が吐露されています。唯一の救いは司会を務められた先生が
「COVD-19のおかげで、社会が日本の医療に関心を持つようになった」
と述べられたことです。
病院同士の統合合併や新たな科「発熱外来」が公的に設立されたり、それに対する算定が追加されたりと、医療の世界も旧体制では追い付かなくなり変化していくのでしょう。末端の私はこの変化に乗り遅れないように情報のアンテナを常に敏感にしておかなければならないと思いました。