“21日発売の週刊文春は、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が発令されていた5月1日と13日、黒川検事長が東京都内の産経新聞記者の家で賭けマージャンをしていたと報道。”
人間とは一番やってはいけない事を最悪のタイミングでしてしまうという悲しい生き物だなと思いました。いくら賭けたのでしょうか。おそらく自身のキャリアを全て棒に振るに見合う金額ではないでしょう。一番法律に詳しいプロ中のプロがしてしまったというのは甚だ罪が重いです。どうせ結果的に辞めるならば、定年問題が燻っている時に「自分は法の公正さを守る人間なので。」と勇退すれば、もっと大きなポジションが民間で用意されていたかもしれません。兎に角最も頭が良いはずの方が最も馬鹿な行いによって見せしめのような扱いを受けるようになってしまいました。新聞社記者の家で行われたという事ですから、余程親しく気心が知れていたのでしょう。しかし賭けマージャンをするという時点で問題があるというのはその場にいた人達も分かっていたはずですが、一緒に講じて後で世間にばらすというのは無粋ですね。黒川氏に肩入れするつもりはありませんが嵌められた感プンプンです。例えは悪いですが、色仕掛けで誘っておいて後で週刊誌に売るというハニートラップを仕掛けたようなものですね。(御免なさい。当の本人はそうしたつもりはないかもしれません。ただその方のお誘いが検事長さんには魅力的過ぎたのかもしれませんが。)まあ、後の祭りです。
今年1月31日安倍内閣が2月7日の定年退官間際の黒川氏の定年を半年延長したことで大揉めに揉めていましたが、これで話は終わるのでしょうか。国家公務員法の延長規定を適応したと説明はなされていましたが、結局は検察庁法案改正への礎としてが見え隠れして、芸能人までが反対の意を述べていましたよね。黒川氏が辞職するということで問題がうやむやにならないようにきちんと追及して欲しいものです。黒川氏が現職であれば追及の方法も色々とあったと思いますが、辞めてしまわれるといつものように熱しやすくて冷めやすいマスコミが記事として扱わなくなりいいように葬り去られてしまいます。森友学園問題や河合夫妻の問題はまだこれから追及していかなければならないのですからコロナ問題に隠されて見失わないようにしましょう。ただこれは私の私見ですが、安倍首相はまだ総理です。これからどうなるかはわかりませんが、現在まだ収束を観ないコロナの問題やこれに乗じて起きてしまった経済の困窮や国民の精神的疲弊についての責任追及の必要はありますが、今感情的に糾弾するのではなく総理としての仕事を出来るだけしてもらい安倍首相より良い政治活動をしていただける人に代わってからじっくりと評価して欲しいと思います。
ところで、確か先日DVで逮捕されたタレントのボビーオロゴンさんは年齢を7歳サバ読みしていたのが今頃発覚しましたよね。日本は年齢を重視するので、みんなあの手この手でなんとかしようとしているのですね。黒川氏も年齢を7歳位サバ読んでいれば良かったのに。(冗談ですが)ひと昔前までは仕事に影響するのでと年齢を気にしたりするのは女性だったのに時代は変わったものです。でも男であれ女であれ、皆年齢という数字を基準に気にしているのですね。
ああやだやだ年は取りたくないもんだ。