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スペイン風邪の第2波

現在、新型コロナウィルス感染症が“難しい”とか“分からない”と言われているのは、まず検査をしても検査の精度が低いというより体内にあるウィルスの数が少ないのか検出するのが難しいいという事からです。例え陽性と分かっても次々に変異して薬を投与すれば効果が出ると単純にはいかないですし、そのため、今迄の感染症のように1種類の薬で治るのは難しく数種類を組み合わせないといけないようです。世界中が必死にワクチンや治療薬を開発している途中ですが、1社の一人勝ちにはならず互いの技術を提供しあって完成させる前例にない治療方法が確立されるかもしれません。治療できる段階まで進めばやや安心ではありますが、感染して抗体が体内に出来たからといって、それ以降は絶対に感染しないという保証はないようですから終わりはないようです。

以前のブログでもお話しましたが、大まかに分けて新型コロナウィルスは中国の武漢タイプと欧米型と2種類あるようです。武漢タイプは終息し始めていますが、欧米タイプが4月にピークを迎えていたようです。であればそろそろ減少の方向へまっしぐらと期待していました、が……普通のウィルスならば紫外線や湿度や気温が上がる5~6月から陰りが見えてくるはずです。しかし、ある研究で60℃の熱で1時間加熱しても死なないということが分かり戦々恐々としています。

アメリカではトランプ大統領が経済を回すために

「そろそろ終息の兆しが見えてきた。」

と言った直後に米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は

「第2波が年内に起きる可能性を個人的にはほぼ確信している。」

との考えを示して真っ向から対立しました。おそらく約100年前に大流行したスペイン風邪の第2波の致死率が高かったことを懸念しての事だと思います。スペイン風邪について少し知識を入れると、今の新型コロナウィルスの状況とよく似たところが結構あると気づきますのでなまじ無視は出来ないでしょう。しかし、国のトップである大統領が言った言葉を直後に否定するとは驚きました。それだけ緊迫している状況であると言えるのですが、

この図式を見ているとやはり、危機的な状況で協力しあわないといけない今ですら経済と医学は両立が難しいのだなと改めて感じました。日本でも規模や問題の大きさは別として日常的に同じような事が起きています。

さて、私個人の考えとしては、今現在分かっているデーターでは年内に新型コロナウィルスのワクチンや治療薬で撲滅するのは無理でしょう。落ち着くのは大方今から1年は最低かかると思います。9月秋に第2波がくるかもしれない前、ピーク時の半分以下に安定してなっていれば御の字かと思います。勿論完全に解決してから人々が動き出すのが理想ではありますが、あくまでも理想は理想です。今回自粛が延長された6月5日までが限界で経済はもう回し始めなければ新型コロナウィルスで死ぬよりももっと多くの人が経済の疲弊によって殺されるでしょう。自殺などの目に見える数字だけでなく何年にも渡って悪影響が及ぼされるでしょう。家族の離別、離婚、失業、退学…人々の精神が荒廃すると様々な事が露呈してきて問題になり、犯罪も増加するでしょう。これらの問題発生数で新型コロナウィルス感染の棒グラフと同じような表が出来上がると思います。それらがオーバーシュートしないためにも自粛を一旦解除して、国民一人一人に自粛を続けるのか活動し始めるのかをゆだねないといけないと思います。

絶対新型コロナウィルスに感染したくないという人達は引き続き籠っておけばいいですし、仕事をして収入を得ないといけないとか何らかの目的がある人達は覚悟して表に出ればいいのです。おそらく活動を始めてもBCG接種とマスクの習慣とが主に影響していて欧米のように最悪の事態にはならないと思います。

一部では今検査が出来ない、してもらえないということが問題になっていますが、PCR検査や抗体検査を受けても目安にはなりますが、陽性と分かっても現在ほとんど入院待ちで結局自宅でいつ発病するかと恐怖に慄きながら過ごすのですからあまり意味が無いです。それよりも重症化する前での症状の数十項目のチェックシートを作って〔自己判断の目安〕アプリを拡散させて精度の高い情報共有したほうが意義があると思います。病院に行く時間や待つ時間が短縮されて、医療費の負担にもならないです。検査出来ない、してもらえないと嘆くよりは今出来ることで自衛しましょう。

現段階では新型コロナウィルスに感染しないということはかなり難しいのではないでしょうか。感染を覚悟して、どう軽症で過ごせて生き延びられるか、後遺症を残さないようにするかを考えておいた方が現実的だと思います。危険度は高いウィルスですが、やはり風邪やインフルエンザと同じく共棲共存するしかないと思います。このウィルスによって社会や人々の生活が変わりましたが、遺伝子も変化するかもしれません。これも進化の一部として受け入れなければならないのではと思います。歴史は繰り返すといわれますが、今回の事も宇宙の長い歴史の一部であると思います。政治や科学を論じる人の中には二酸化炭素が増加したからとか、人間が自然を破壊したり人工的に色々と創造したからこうなったと言っていますがそうでしょうか?自然はもっと大きく、ヒトという生物が石油を使ったからといって微々たるものだと思います。もし、人工的に何かを創っても自然が必要ないものだと判断すればやがて消されます。ヒトは確かに悪さをするとんでもない生物で自身で創ったもので自滅はするかもしれませんが、地球を破壊する程の力は持っていません。大自然の決めたサイクルにはどんなに抗おうとしても最終的には飲み込まれるだけです。

あれこれと心配しなくてもなるようになるだけです。

いずれ落ち着くところにたどり着きます。

所詮我々は自然の一部なのです。

観念論になりますが、委ねるのです。

それが一番です。

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