都市封鎖ロックダウンまでにはいってない日本。その割には驚異的に死亡者数が少ないようです。巷では「BCG接種が予防になっているのでは。」と囁かれています。
あるネットでの記事では
“接種を継続しているイラクに比べて1984年に接種をやめた隣国イランは60倍が感染。81年にやめたスペインは、接種を続けているポルトガルの13倍。さらにドイツでは、接種を継続していた旧東ドイツと98年まででやめた旧西ドイツでは感染者の発症地点がかっての国境できれいに分断されるという。”
とういう興味深い内容が記載されています。
私もある程度予防になっていると思います。そうでないといくら日本人がきれい好きと言っても、自粛ムードの中ウロウロ歩き回り、仕事のために人の密度が高い電車で相変わらず通勤していて死亡者数が少ないのはとても不思議です。死亡しても新型コロナウイルスの検査をしていないからだと言ってしまえばそれまでですが、確かに検証する価値はあると思います。
まず、“BCG接種“と聞いて「ああ、ハンコ注射ね。腕に跡が残ってる。」というくらいの感じだと思います。
BCGは「Bacille(桿菌) Calmette-Guerin(人名)」の頭文字です。20世紀初頭にフランスのパスツール研究所の研究者であったカルメットとゲランが13年かけてウシにしか感染しない結核菌を分裂させて菌の毒性を減らして、ヒトに感染しても結核を起こさない菌を作り出し、1912年パリで初めて投与しました。
あと、BCGとは切り離せないツベルクリン反応もついでに説明しておきます。これは結核菌に対する免疫を持っているかどうかを調べる検査です。ツベルクリン駅を皮内に注射して48時間後に起こった反応の大きさで判定します。長い方の直径が10mm未満の場合は陰性で結核に感染していないと判断します。この検査をして感染していない、つまり体内に抗体がなく免疫が出来ていないということであれば、BCG接種を行うわけです。接種された人は点状のハンコのような注射を腕に2か所されていまだに跡が残っていると思います。幼い頃に強制的にされた注射が、命を守ってくれているのかもしれないのです。
日本人は花粉症というアレルギーを多くの人がもっていてマスクをする習慣も功を奏したわけで色々と守られたのです。
島国というのも良かったのかもしれません。21世紀で鎖国のような状態になるとは思ってもみなかったですが、本当に神様に守られているのかもしれません。