日頃、皆さんはあまり目のことを意識せずに過ごしているかもしれませんが、外界からの情報の80%は眼から入ります。
近年は電子機器、パソコン、スマホ、タブレット…と眼精疲労を助長する要因が増えています。
この目の疲れ、意外とこわいのです。日中、画面を見続けて瞬きをせず目を開けっぱなしにしていると、涙の分泌が急激に減ってきます。
黒目の細胞はすべて涙から酸素や栄養を運んで来てもらっているので、目が乾くと角膜の細胞が弱ってきてうまく働きません。これが長く続くと細胞が死んでどんどん減ってゆきます。細胞が減ってゆくと目がかすんで視力が落ちてしまいます。
目を画面から完全に避けることは難しいですが、1時間に1回10分程目を休めるだけでもダメージを少なくすることが出来ます。
それでも目の乾きや疲れがあるようでしたら、迷わず目薬に助けをかりましょう。正しい点眼薬の使い方で眼を守りましょう。
あと、寝る直前までPCやスマホを見ている人は要注意です!
実は、目から入る光の刺激によってメラトニンという睡眠ホルモンの分泌が低下してしまうのです。
寝つきが悪くなり、熟睡できず昼ボーッとしてしまいます。
集中力が低下するので、子供の場合は学習障害の原因となっています。
視力が低下してしまうばかりか、学力も低下してしまうので注意しましょう。