諸々の事情で、しばらくブログから遠ざかっていました。
生活全般としては可もなく不可もなく平凡な毎日です。
クリニックの患者さんの傾向は、5月に入り急激に紫外線をあびるようになったせいなのか
日光蕁麻疹や眼精疲労を訴える方が多くなりました。
4月に新生活をスタートさせて、無我夢中で適応しようと努めていて
5月の連休でひと息いれると
「やっぱり何かいつもと違う。変・・・」と思って来院される方が多いです。
日光蕁麻疹は、平生、外出が少なく紫外線に肌が慣れていない状態で
いきなりあびる量が増えると皮膚の細胞がビックリして過剰防衛反応を起こしてなります。
紫外線をさけるのはもちろんのことですが、抗ヒスタミン薬を服用したり
強めのステロイドクリームを塗って通常ならば1~2週間で良くなります。
紫外線による眼の症状は、角膜に細かい点状の傷が出来ていることが多いので
傷の場所が感染しないよう抗菌剤を点眼したり、
傷の修復をサポートする保湿の目薬を点眼して様子をみます。
ひどい時には激痛や頭痛までありますが、
早ければ数時間で痛みは良くなりますので診察にいらしてください。