自宅のマンションの前庭には銀杏の並木通りがあります。
毎日、何の気なしに見ている樹ですが、銀杏は生きた化石で
絶滅危惧1B類に指定されているようです。
この季節になると風の強い日には黄色い実が多数石畳の上に落ちています。
表立って拾うのはさすがに気がひけるので、早朝や夜にコソコソと
収集しては中の種を取り出してから乾燥させてフライパンでいって
おやつかわりに食べます。(種の形で2つに割れているのはオスの樹3つはメスの樹です)
銀杏に含まれている栄養価はかなり高く、海外では薬として評価もされています。
咳や喀痰、気管支喘息などに効果があり、フラボノイドが脳血流を改善するとかで
アンチエイジングの王様と言われている位なのをご存知ですか?
ただし、あまり食べすぎるとアンチビタミンB6物質を含むので
欠乏症に似た症状を起こすのと、臭いが凄いといわれる果肉は皮膚炎をおこす物質が
含まれているので注意が必要です。
秋の豊かな味覚を自宅内で味わえるなんて、なんて幸せなんでしょうかと毎年思います。
庭にも毎年色々な野菜や果物を植えて土との相性をみています。
将来、庭に出て好きなものがすぐそこにあって手に出来るのが夢ですね。