あるリサーチで病院勤務の医師と看護士に対して
”看護士の「治療の補助」を増やすべきか否か”というアンケートをとったところ
医師の方が積極的に同意しているという結果が出ました。
以前は医師の仕事に看護士が介入してくるのは・・・と否定的だったのに
時代は変わりつつあります。
理由としては
”医師の業務範囲がどんどん拡大して、本来の「患者の診察」がおろそかになってしまう”
とか”元々医師でなくともやることが出来ることはたくさんある”などです。
私も、他の病院にお手伝いに行った時、以前は診察や処置だけだったのですが
パソコンの導入で患者さんのデータ入力をしなければならなく途中でパソコンが
フリーズしたりで、メインの仕事よりその方が倍以上時間がかかってしまうという
医療としてはマイナスと思える事が起こっていました。
補助に対して反対の意見としては、やはり安全性の問題があげられていました。
看護士側ではもちろん仕事が増えることもありますが、
責任が増えるという不安があり医師よりも消極的です。
医療現場というのはいつも一緒に勤務して打ち合わせが出来ていれば良いのですが、
季節的な人事異動やパートの出入りで名前もあいまいなスタッフ同士が顔を合わせて
すぐに仕事をするということもよくあります。
そういう時に限って大変な患者さんが来院したりと、不測の事態が起きて混乱することが
ありますから、この「診療補助」の問題はしっかりと話し合ったほうが良いと思います。
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