7月初めからせみの鳴き声が聴こえてきました。
今日、庭で紫陽花の葉の裏にせみの抜け殻を見付けました。
私はせみの短い一生、1週間位を考えるとせつなくなりました。
が、短命どころか昆虫の中でも上位に入る寿命の長さらしいです。
というのも、成虫は通説の1~2週間でなく1ヵ月で
幼虫は3~17年生きているのですから…
その生命力を、かどうかは分かりませんが、漢方薬にも使われています。
蝉退(センタイ)というスジアカクマゼミの脱殻が原料で主成分はキチン。
解熱、鎮静、鎮痙作用があるそうです。
ベトナムの昆虫料理ではさなぎを揚げたヌックマムとうものがあって、
エビを殻ごと食べた感じだそうですが、真夏の滋養強壮?にいかがでしょう。