スイス製薬大手ノバルティスが米IT大手のグーグルから
血糖値を常時測定できるコンタクトレンズの技術ライセンスの
供与を受けると発表がありました。
このコンタクトレンズにはセンサーが付いており、目から分泌される涙で
血糖値を検出し、携帯端末に送信される仕組みになっています。
通称スマートレンズと呼ばれており、今まで血糖値を測定する場合は、
針で何回も刺して患者さんが痛い思いをしてきました。
もちろん、針の太さを細くして少しでも患者さんの痛みを
軽減できるように改善が施されてきましたが、このスマートレンズの開発により、
コンタクトレンズを付けているだけで血糖値が測定されるので、
患者さんにとってとても嬉しい医療技術の進歩となりました。
将来的には、あらゆる薬を注射せずにコンタクトレンズから分泌させて
吸収させることができると言われています。
今まさに、研究されている真っ只中です。
苦い薬を飲む苦痛や、薬の飲み忘れなどが無くなる時代が来るかもしれません。