他のクリニックで患者さんを診察した時のことですが、
患者さんが不思議なことを私に打ちあけられました。
80歳代のその方は、白内障で左目の視力はなくなり見えなくなっていました。
ある日患者さんが私に
『先生だから話すんだけど、最近ね、右手で右目を押さえてね、
見えない左目で見ると亡くなった親父やお袋が見えるんだよね。今もそう。見えてる。』
と実際に右手と右目にあてる仕草を見せてくれました。
『もうこの歳だからね、親がこっちの世界に早く来いと言っているんだよ』
と笑いながら話していました。
同じように、霊能力者で有名な宜保愛子さんは、
見えない左目で他人が見えないものが見えていたと言われています。
見え方とは、我々が通常思っている視力とは別に存在するかもしれません。