学校検診の用紙を持って受診に来られる方が結構いらっしゃいます。
「こんなに視力が悪くなっているなんて気付かなかった。」
と驚きを隠せないお母様や
「もうプールの季節なんですね。1年があっという間で…」
とおっしゃるお母様も。
私は”プール可”のところに丸を記入してお渡しします。
さて、プールですが、切っても切り離せないのが塩素。
あの独特なツーンとした臭い…と思っていたのですが、
実は違うのです。
英紙「The Daily Mail」によると
「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」や
「ナショナルスイミングプール財団(NSPF)」の専門家たちが、
塩素の臭いは化合物の臭いですと説明して、さらに衝撃的な発表をしました。
”プールの水で目が赤くなる本当の原因はおしっこ”と。
プールの塩素が、人間の尿・汗・埃の中にある窒素を含む物質と
結合すると、人間の目や皮膚や呼吸器を刺激する化合物が生じるようです。
「スイマーの目の色は、どの位の人がプールでおしっこをしているか
知るための指標となる。」
ですって。
米国でアンケートをとると、71%の人が塩素で目が赤くなると
信じているようですが、日本人はもっと多いでしょう…
私も知らなかったです。