私は何を隠そう、映像マニアです。
自宅にDVDは1000~3000本。(正確に数えたことがないので不明)
12本ある本棚のうち1本は映画など映像関係の本で埋まっています。
以前は撮影したロケ地にまで足を運んだりしていましたが、
現在は映画館にさえなかなか行けず海外ドラマをよく見ています。
心理描写が細かく、非日常的なエピソードが盛りこまれているにもかかわらず
リアルなストーリーの作品が好きです。
「ブレイキングバッド」以来なかなかお気に入りがみつからなかったのですが
新作の「ベイツモーテル」という1960年制作された「サイコ」という
映画をオマージュした作品はなかなか見ごたえがあります。
一見美しくのどかに見える町の風景とは対照的に
何かが狂っている町の様相が、人々の異様な人格を形成してゆく
過程を描いています。
医者というのは、いつも病気になった人を診ていますが
それまでに至る間にいかに複雑な事がからみ合って
起きていたかということを改めて考えさせられる内容です。
サイコスリラーというこれからの季節にぴったりな肝を冷やす
作品でもあります。