4月初めまで干物のようだった枝から見事に芽吹いて
山椒の木が生き生きとしている。
高さは50cm位でまだ小ぶりだが、木の芽和えをつくるくらいは
余裕で葉が生い茂っている。
葉をプチッと収穫して手の平らにのせパンパン叩くといい香りがフワ~ッと
鼻をくすぐり、うな丼を食べたくなってしまう…
庭に植えたばかりの2年前、数日してから葉が次々と食い荒らされていき
注意深く観察すると丸々太ったアゲハチョウの幼虫が満腹で昼寝していました。
(こいつだな!)と思ったのですが鮮やかな緑色でプニプニしてめちゃくちゃ可愛い。
飼育しているつもりで放っておきました。
そのため1ヶ月もせず樹はものの見事に丸坊主。
(これでは自身のえさもなくなってしまったじゃない…食いしん坊め。)
と思っていた翌日忽然と姿を消した。
一宿一飯の恩義も感じず、礼も無く失礼千万と言いたいところでしたが
サナギになった様子もなくどうやら隠れる葉がなくなって鳥に食べられてしまったらしい。
ほどなく、山椒は何事もなかったかのように元の姿に…。
このようにうちの庭では農薬はまかず自然に任せています。
欧米では既に販売禁止になっている農薬(発がん性、先天異常、未熟児出産、自閉症など)
が日本のホームセンターではいまだに気軽に購入出来、多量に使用されているのを
皆さんご存知でしょうか?
日本の規制はとても厳しいようで緩いのです。
さらに規制のないうちの庭、クリニック同様、色々な方
多種多様の鳥や蝶、昆虫(せみ、クワガタ、かみきり虫、カマキリ、バッタ…等)
10cm位のカエル、30cmのミミズなどがいらっしゃいます。