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古き良きもの①

「ニューオータニの本館がなくなる事、ご存じでしたか?」
と言われても、世間に疎い私が知るはずもない。
その人はハリウッドの映画製作にも携わり名だたる映画監督や俳優と
一緒に仕事をしてきた経歴があり情報通だ。
「それにあたってのチャリティーイベントのチケットが
 2枚余っているんですがご興味あります?」
予定を照らし合わせてみると最終日互いに時間が空いていて
昼、フロントのラウンジで待ち合わせをすることになった。

当日、提灯の様なライトが天井から下がるゆったりとしたラウンジの
ソファにすっぽりおさまった私は静寂に包まれた古き良きたたずまいを
ゆっくり見回した。
奥の広間に各国の大使らがデザインした庭が本物の樹木や花で再現されていた。
「ポールスミスやロバートデニーロも反対で署名運動をしているらしいですよ。
 オバマ大統領も米国大使館が近いですから滞在されたようですね。」
と彼が現状を話しながらホテルの中に造られた庭園を2人で歩いた。

2020年のオリンピックに向けて耐震問題もあるといいながら
建設ラッシュが始まっている。
神宮球場周辺の御神木も目立たぬように夜中に伐採されているという。

日本人自身が大事なものを破壊していいのだろうか?
資源の少ない国はこれ位潔く過去を切り捨てないと存続してゆけないのだろうか?
株価が2万円台になるかといわれてはいるが庶民にはあまり関係ないことである。

古き良きもの②

医療業界でも似たようなことがしばしば起きています。
ここ数年で一番印象深いのは、麻酔の導入薬‟R”というお薬が
製造中止になるという通達が来た時でした。

ある事件で自白剤に使用されたからとかで、麻酔科医の間では騒然となりました。
何故なら、何十年も前から長らく使用され、薬の長所も短所もよくわかっていて、
値段が安く、安心して使える薬だったからです。

例えれば、酸いも甘いも知り尽くした古女房が突然
「お暇をいただきます。」
と言って実家に荷物をまとめて帰ろうとするようなもの。

存続するよう嘆願書も出たりして、結局今もあります。
薬品会社が新しい高額な薬を売るためにもうけの少ない‟R”を
引退させようと目論んだ、と意地悪い見方を医者側の多くはしていました。

本当のところは良くわかりません。
医療費削減と言われながらも、こうゆう矛盾した出来事が起きていたりします。

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