院長ブログ

先週に続き、関東は記録的な大雪で混乱状態です。

交通機関は麻痺し、道路も雪に覆われて歩行もまま
ならない感じで戸惑っている人も多いはず。

その反面、中々都会では見られない雪景色を堪能し
たりと様々ですね。

この雪、確かに白くて綺麗なのですが……
じっと見惚れて見続けていると大変なことになります。

スキー場などでよく起こるのですが、眩しさが段々酷く
なり眼を開けていられないようになり、
突然強烈な目の痛みを感じて涙が止まらなくなる……
といった事が起こります。

通称“ゆきめ”正式には電気性眼炎、雪眼炎などという
ものです。

雪で反射された紫外線を長時間見ていることで、黒目
の角膜の表面に点状のきずが出来てしまうためです。

角膜には多くの神経があるために痛みは大きいですが、
表層の細胞の再生能力も高いので、
目薬や眼軟膏での処置をすぐにすれば、
早ければ翌日、少なくとも数日で回復します。

そうならないためにも、あらかじめUVカット加工のサン
グラスなどをして眼を守りましょう。