2月14日はバレンタインデーですが、今年は新型コロナの影響で直接チョコレートを渡すことはなかなか難しいという事で、配送がセットになっているものもあるそうです。チョコレートは年々パワーアップして海外から期間限定で空輸したものがデパートに並べられていたりして、プレゼントの為というよりも珍しいチョコレートをウォッチングする楽しさが優先したりします。買い物が済んだ後本来の目的からかなりそれて、紙袋の中身のほとんどが自分用のチョコレートで占められていたりという事はよくあることです。本家本元のの海外では男性がチョコレートを用意したり、ロマンティックな演出をしたりするのが普通なのですが、日本は何故か女性が意中の人に告白するために又は平生からお世話になっている方々にチョコレートを渡す日となっています。
今年は12日にチョコレート王国のベルギーからもう一つの待ち遠しいものが届きました。それは、皆さんもニュースで見られてご存じかと思いますが、ファイザー社のワクチンです。低温で保存して衝撃も避けるようにしなければならない、創作チョコレートよりも繊細なものです。1年前の今頃は新型コロナが中国の春節で日本に大量のウィルスがなだれ込みこの先どうなるのか戦々恐々としていました。ワクチンが出来るのは通常数年はかかり、更に認可される時間を含めると5年はかかると言われていましたが、あれよあれよという間に1年もたたずに出来て早いところは昨年に認可されました。
やればできるじゃん。安全かどうかは別として。と思いました。人間の力って本当に凄いです。一部の人が。私なんかは、ワクチンの作用がどうであるかを未だ完全には理解できていないのに、これをゼロから創り出す人が存在するのですから驚くばかりです。ここのところ森喜朗元会長の女性蔑視発言で騒いでいますが、時代はこのようにどんどん変化しているのですから仕方ないです。ましてや未来に向かうオリンピック行事は旧態依然のままではいけないのです。この新型コロナによって大きく世界自体が変わりましたから、やはり今までの方法は通用しなくなっているのです。新型コロナが変えているように見えて、実は世界、地球自体の大きな変換期だったのかもしれません。我々はヒトは100年位しかここにいないので知る事は出来ませんが、数千年数万年の中でのターニングポイントに立っているのかもしれません。森元会長もここまで批判を浴びるとは思わなかったでしょうし、女性に対してそこまでの悪意も持っていなかったでしょうが、大きな時代の流れには抗えません。こうなると、次の代表を選出しなければならなく、オリンピックは何がなんでも開催するという方向が強くなって逆に中止という選択が出来にくくなりましたね。
まあ、ワクチン接種が進んで、見せかけの感染者数の減少で、開催を目指すのでしょう。それによって日本の経済が上がって国民の生活が守られれば良いですが、日銀の大規模な金融緩和政策で湯水のようにお金が放り込まれて株が上がっていますが、実態を伴わないこの状況は、サブプライム問題と同じく突然破綻して大変なことになるのではと心配です。以前の東京オリンピックの後は数年景気が落ち込みました。日本は地震という爆弾も抱えていますので、派手な事はせず、政府には堅実な運営をしてほしいものです。そして最後はやはりどんな時でも各々が健康でいる事が鍵です。最低限自分の判断力があって動くことができれば、生き延びれます。最後に頼れるのは自分自身です。