院長ブログ

イタリア語

私は10年ほど前にイタリア語を個人レッスンで習っていました。その途中両親とイタリア旅行に行き、母がアイスクリームを食べたいというので代わりに買いに行き、

「ウン、ピッコロ、ショコラータ、ジュラ-ト、プレファボーレ(チョコレートアイスの小を一つ下さい。)」

とオーダーしている時に、2万円入った財布を盗まれました。日本人としてはかなり貧乏くさい恰好をしていたので、何故に盗まれたのか疑問でしたがそれがトラウマとなって、イタリア語の勉強をやめてしまいました。とは言っても、生まれてから英語、日本語、ペルシャ語を習い、大学では単位を取るために、ドイツ語、ラテン語、フランス語を勉強して、そのあと、韓国語、ポルトガル語、中国語、イタリア語と習ったのですがどれもものにならなかった経歴があります。けれどもなぜかこのタイミングにイタリア語の先生が数年ぶりに東京に戻ってきました。これもチャンスかもしれないので学びなおそうかと思い蔦屋に行って初心者向けの本を3冊買いました。二人で会って食事をする時にその本を取り出して、イタリア語を勉強するのに良いかどうか見てもらいました。3冊のうち1冊の背表紙には“120万部突破!”なんてセンセーショナルな見出しが印刷されています。日常で使える会話が少しでも学べればいいと思っていたのですが、

「ミキ、このホンおかしい。イタリアジンはこんなこといわない。」

と先生はいうのです。

「だって、くうこうで、かのじょ帰るでしょ、そのとき“きみがいなくなるととてもさびしい”、おとこのひと言うは、プレーボーイ。えいがの中。」

私はびっくりして???「でもイタリア人って女性を口説くのが仕事でプレーボーイが多いと思ってたけど。」と反論しましたが、

「いわない、げんきでね、とふつうにいう。」

ふーん。そうなんだ。と思っていると、次々に先生は

「ミキ、これもイタリアではいわない“さっきバスにバッグをわすれました”」

私は「えっ?何で?」普通に使える言葉だと思ったのですが、

「イタリアのバス、バッグわすれたらもうないから、いわない。」

それを聞いた私は、思いっきり笑いました。が、先生はきょとんとして、

「だって、そうでしょう。イタリアではバッグわすれてもさがさない。」

というのですが、その言葉に対してイタリア語の勉強ではなくて人生の教訓のようなものを学んでいる気がしました。これに対して素直に、本当にシンプルでいいのかもしれないと思いました。多くの人は大切なものを失くすと取り戻すために時間と神経を思いっきり使います。それで戻れば良いのですが戻らなかった時の落胆は多いなエネルギーを消耗してしまいます。もし失くした時にすっぱりと諦めることが出来れば、全てのエネルギーは未来に使えるので、なんと効率の良いことでしょうか。後ろを振り返らないというのはとても大切だと思いました。

語学を学ぶと、その国の文化を知ることも出来ます。日本という小さな島国での固定観念から脱出することが出来たり、新たな常識やスケールにびっくりして、今悩んでいることや戸惑っていることがとっても小さなことに見えて気にならなくなったりします。

言葉をもう一度勉強し直して、マイルを貯めて、新型コロナが落ち着いたら海外旅行したいですね。

でも、イタリアのバスでバッグを忘れたら、やっぱり絶対警察に届けて探しますよお。届を出しておけば、見つからない場合はカード会社から幾らか保証がありますもん。

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