最近情報収集するのにはネットからが多くなりました。Apple Watch, iPhone,ipad, パソコンに囲まれていて頼らざる得ません。以前は車を駐車しているビルの上の六本木ヒルズのTSUTAYAや夜中にふと思い付いて代官山のTSUTAYAにブラリと本を物色しに出没していましたが、他人との接触をなるべく避けるために出来なくなりました。TSUTAYAのプロデュースを手掛けている方とたまに話をするのですが、六本木のTSUTAYAは数年前空港で多くの人が行き交うイメージでデザインしたのですが、一見さんのお客が多くなり今までさりげなくふらっと日常で訪れていた有名人の方々が来辛くなったそうです。そこで再度改装したのですが、このコロナ騒動になってしまいました。代官山のTSUTAYAはロスの本屋さんをイメージしたそうです。オーナーの
「儲け度外視で、本を売るのではなく文化を広める」
というコンセプトが当たったそうです。
さて今日は再び静岡の浜松にいます。時間がタイトで飲み物を買うために立ち寄ったコンビニで3冊の本を買いました。その中の1冊が【最先端技術のしくみ】です。先日、5Gで驚いていましたが、時代はすでに2030年に向けて6Gの開発へと進んでいる様です。5Gと何が違うかというと、通信速度が10倍速いようです。超高速大容量で体験も身近でよりリアルなものになるとのことです。
さてお次は画像8K技術。8Kというのは水平方向の解像度が約8000ピクセルという意味で、既存の4Kをただ2倍にしただけではないとのことです。人間が画面を見るとき、水平視野が100度の時にその映像から一番臨場感を感じるという人間工学の研究があるようです。その時の最適な画面からの距離は画面の高さの0.75倍で、その距離で視力1.0の人が画像の粗さを感じずに視聴するためには8Kにする必要があるらしいです。
新型コロナの問題でこれから益々画像による遠隔操作が求められることになると思いますので、ストレス無くリアルに見えるのは大切なことです。この技術は医療では内視鏡手術のモニターや遠隔診療に生かされる様です。
先日Apple Watch6で酸素飽和度を測定出来るようになったとお伝えしましたが、もうすぐスマホで視力測定が出来たり、自撮りで血圧測定が出来たりするようになるそうです。スマホで撮影した顔の動画から血流のわずかな変化を捉えて血圧と脈拍を計算するのです。
極め付けは、iPhone を使って癌を見つけられるという機能です。バタフライネットワーク社が開発した「Butterfly iQ」のデバイスはiPhoneと接続して「超音波画像診断装置」として使うことが出来ます。体内に超音波を発射して、そのエコーを撮影して体のあらゆる部分を3次元超音波画像として見ることが出来ます。近くに病院が無かったり、年配で直ぐに病院に通院が出来なかったり、忙しくて健康診断に行けない人など、病院へ画像を転送して診断することが可能になれば更に便利になりますね。未来の医療がすぐそこまで来ています。