とうとう東京は400人越えをしてしまいました。沖縄では、独自の緊急事態宣言を発令をしました。東京の人口に換算すると400人超えの感染者数のようです。東京ももうすぐでしょう。私が定期的に仕事に行っている病院は、看護師さんから
「最近とみに検査に訪れる患者が増えてきて、検査すればほとんど陽性。原因はやはり、週末新宿に飲みに行ったとかで…….」
と話を聞きました。自分の周囲にはまだ感染したという人が一人もいないので医療従事者という戦火の真っ只中にいるにもかかわらず未だにピンとこないのですが、すぐそこまでに差し迫っているのです。
私はこの7月、春にキャンセルになった健康診断の仕事と自宅の売却と新居の購入に引っ越しなど、平均睡眠時間が2時間切っていました。31日を迎えて緊張の糸が切れたようにダウンしかけました。免疫を低下させないように気を付けなければならなかったのですが、仕事はそうはいってくれません。気候も本当に変で体調が当然崩れるように設定されたような感じでしたね。7月は梅雨が明けなく、台風の来ない夏、地震は頻繁に起きて、時間感覚が狂ってしまいそうな奇妙な流れでした。8月になっていきなり梅雨明けとは。
加藤厚生労働相が、米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウィルスのワクチンについて、開発に成功した場合は来年の6月末までに6000万人分の供給を受けることで同社と基本合意したと発表しました。今後、契約価格や供給体制などを詰めるそうですが、既に詰めているから基本合意になり発表にまでこぎつけられたのではないでしょうか。他にも英製薬大手アストラゼネカ、米バイオ企業モデルナなどともワクチン確保交渉を進めているそうです。
ファイザーのワクチンはウィルスの遺伝情報の一部を使う「メッツセンジャーRNAワクチン」と呼ばれる新しいタイプで承認されると世界初になるそうです。一人2回の接種が必要となり、米国向けでは一人当たり2回接種で4000円程度の価格設定となっています。日本だと倍くらいの価格でしょうか。
ファイザーは7月末に3万人を対象に世界約120施設で佑公政などを調べる大規模な後期臨床試験を開始して早ければ10月に承認申請をします。日本国内には2021年より供給を開始するので、国内での接種開始は年明けになる見通しのようです。
やっと具体的な話が出ましたね。あと半年ですね。うーん。長いのかあっという間なのか、過ぎてみないと分からないですね。兎に角待ちましょう。
東京都では米疾病対策センター(CDC)をモデルにした感染症対策の司令塔となる組織を10月に創設すると発表しました。新型コロナウィルスの感染拡大防止が大々的になってきましたね。一時的ではなく、既にコロナと共生するのが当たり前という世界になっているようです。今まで以上に、コロナ以前の常識や感覚を捨てていかなければ生き延びられないような気がします