天皇陛下がパラオ・ペリリュー島に慰霊のため訪問されるまで、
この激戦地を私は恥ずかしながら知りませんでした。
御姿はお元気であられるにせよ、ご高齢の身で、命懸けの旅であったことは
想像に難くないところです。
NHKの番組で戦後昭和天皇が、軍隊を持たない日本が
どうやって国を守るのかと非常に心配されていたことを知り、ドキリとしました。
今まさに起こっている問題、70年も先のことを見通されていたのです。
我々はもっと自衛、自分を守るために頭で考えることをしなければ、、。
と思いました。
国という大きなものでなくても、身近な健康でもそうです。
患者さんを診察しているときも最近は知識が多い方が結構いらっしゃるのですが、
医者まかせでボーっとしている人も多いのが時々気になります。
医療費がかさむというのも、必要な治療・ムダな治療・どういう治療をしたいか、
とういうことを一人一人が考えていないからではないでしょうか。
テレビや雑誌で興味を引くための浅はかな知識ではなく、
日ごろから自身を守るためにどうしたら良いかを
考えていて欲しいなと、思いました。